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南北面には千鳥破風、東西面に唐破風をそれぞれ配し、一重目の北側だけに石落としが見られる。また、天守台の石垣と天守の境には、敵の侵入を防ぐ目的で設置された鉄製の「忍び返し」も残されている。忍び返しは、復元城でいくつか見られるが、現存天守としては高知城だけでしか見られない。
慶長8年(1603)城が完成。山内一豊が入城し、盛大な祝宴が行われた。その後、10年を掛け城内すべての施設を整えたが、享保12年(1727)の大火で、追手門以外の建物が焼失。天守が再建されたのは、寛延2年(1749)のことだった。再建された天守の随所に戦国時期の古式な様式が見て取れるのは、創建当初の天守を忠実に再建したためと言われている。
「日本の城完全ガイド(晋遊舎)」より
名称 | 松江城 |
所在地 | 高知県高知市丸ノ内1-2-1 |
別名 | 鷹城 |
城郭構造 | 梯郭式平山城 |
天守構造 | 独立式望楼型、四重六層 |
築城主 | 山内一豊 |
築城年 | 南北朝時代 |
主な城主 | 山内氏 |